この日は朝から沖縄第一ホテルの朝食 http://rp.gnavi.co.jp/sb/3013258/
をいただくことに。
沖縄第一ホテルの朝食といえば、那覇と言われた時に真っ先に思い浮かぶぐらい有名だと思うんですけど。
今回旅をするに当たり先達たちと話をしたんですが、知ってる人がいなかった・・・。
ウエーブがキテるのは私の中だけなのか?
なお、那覇には那覇第一ホテルというのもありますのでお間違えなく。
(どっちに予約したか分かんなくなってるのも私だけか?)
前日にも言及しましたバカナビが、今回は教えてくれないどころか右と左を逆に誘導するといういたずら(?)
をやらかして下さいまして、また近くまで着ながらぐるぐるさせられてしまいました。
場所が分かりにくいので、地図持ってて正解。
これがホテル玄関↓。小さい年季の入ったホテルです。
朝食は入ってすぐのロビーでいただきます。
私たちが予約した9時からの時間帯は、私たち二人のみ。やったね!・・・ってホントに私の中だけの有名店?
早速スタートです。
最初に6,7品程度の小鉢が用意されてますが、座った途端に次々と更なるおかずが追加されます。
写真↓は最初の時点の品数。一人見苦しいオバチャンが写ってるのはご愛嬌。
ちゃんと数えてはいませんでしたが、品数は25品、実に50品目の食材を使ったコースなのだそうです。
普段朝食を食べない私らにはかなりの量でしたが、どーにか最後のデザートまで完走。
体に良いというのもありますが、こうやって食べることで初見の沖縄の食材について知識を得ることが出来ました。
沖縄の食は深いなぁ〜。満足。
”長命草”など苦味のある料理も結構出てくるのに、給仕してくれたお姉さんが実は苦いの大嫌いというのは
ちょっと良い話だったかも。
なお10時からの回はお客さん沢山来てましたので、間違えなく私の中以外でも有名店と思われます。
本日は那覇を出まして今宵の宿のある北谷の美浜が目的地。
といいましても直接向かったらすぐ着いちゃいますから、ちょっと中部をぶらり二人旅と相成り。
まず最初はM6さんお薦めの勝連城跡へ http://www.wonder-okinawa.jp/002/001/kat.html。
これも世界遺産。流行ってますなぁ。
麓の駐車場まで着いたのはよかったのですが、城のところまではそれなりの坂道。帽子を持ってるとはいえ燦燦
と照りつける日差しを避けるような場所もなさそうですし、私ののろのろスピードで歩いていくのは無理かなぁ・・・
と諦めかけておりました。しかーし。
なんとこの遺跡、ちゃんとした事情のある観光客には城の入り口のところまで車で入場する許可書をその場で
出してくれるのです。助かった!
お蔭様で無事、城まで辿り着きましたよ。ブラボー!うるま市!
因みに入場許可書が貰える理由に、高齢者、バリアフリー、体の不自由な人とつづいて”祈祷のため”というのも
ありました。えっ、祈祷・・・?どんなことをするんだろう。見てみたい。
私らが行った時、ちょうど台湾人と思しき若者のグループが一緒になりました。
赤ラッコ目撃によると、この若者たち、勝連城跡の角に立ち、男同士でタイタニックごっこしてたとか。
私の目撃では女の子たちが、記念写真を撮るときに「1、2の3!」と韓国語で言ってましたよ。韓流、只今台湾を
席巻中・・・なんでしょうか?どこの国でも若者は元気でおバカです。
折角ここまで来ましたので、次は赤ラッコの発案で先っぽの伊計島を目指します。
「海が見たい。海、ウミ!」とやたらテンションが高くなっている赤ラッコさんでありましたが、これには理由があります。
えーと、前日、知念岬を目指してたのに辿り着けなかった私ら。岬はいいからとにかく海を見ようと(また見るからに
良さげなビーチが点在してまして)いくつかデタラメに向かってみたのですが、駐車場停めるだけでも料金取られたり
することが分かりましてスゴスゴと帰ってきたのでありました。今日はそのリベンジ。
伊計島に向かう道には、2,3の大橋があります。あちらこちらに絶景ロケーション満載。
特に勝連半島から平安座島へかかる海中道路はナイス。ここなら車止めるのもビーチに入るのもタダですしね。
ということで、やってきました伊計ビーチ http://www.ikei-beach.com/。ここはビーチに入るのに一人4百円かかります。
うーん・・・と思いますけど、まあ、ここまできて入らないというのもナニなんでいざ、入場。
中は何するにもお金がかかる。取りあえずオリオン生。
ビーチの写真ですが・・・すいません。撮ってません。
みんな水着なのに服着た人間がカメラ持ってうろつくのはどうかと思い。(ここで逮捕されるわけには)
こじんまりしたビーチで、東南アジアのプライベートビーチっぽいといえばそんな感じですが、赤ラッコの気分は
もっとどーんと海!ってのを求めていたようで。
じゃあ、もっと行ってみる?と今度は昼食場所を探しがてら、反対側の残波岬を目指しました。
昼食、本当はこの日も”すば”で行きたかったんですけど。リサーチ不足と、代案として考えてたカフェも休み
だったため、途中で目に付いたところで済ませることにしました。
HANAHOU http://r.gnavi.co.jp/f238500/
移住組が作った、ハワイを意識したお店のようで。終わり近かったので近辺に住んでいるらしいこれまた
移住組(or長期滞在?)っぽい常連さんたちが集まってハワイアンキルトをしてました。
ロコモコとタコライス。↓
因みに。私らの隣に座っていたお客さんたち、翌日(9.27)のお店のブログに出てるようで。
ずーっと隣でこのお店を絶賛しておりました。初心者の私ら的には、観光客が他の店も行かず通いつめる(そう言っ
てた)ぐらい価値があるかといわれると・・・もごもご。あくまで地元向けなお店と思ったのですが。かくいう私らは
「やっぱこの際、途中にあった山羊専門店を攻めるべきだった!」
と食に関してはあくまで”沖縄”色に拘った入門レベルの観光客ゆえ、このジャッジは全く公平さには欠けます。
あしからず。
(お店の名誉のためにくどく書きますが、飯がまずいとかではなく、これなら東京でも・・・と
私どもは思っただけと。もしかして残波周辺は他のレベルが酷いのかも?)
そしてやってきました残波岬。でっかい!
あいにくお天気が崩れてきてしまい、赤ラッコがビーチを撮影中スコールに襲われてしまいました。
そろそろ良いお時間になってきましたので、宿に向かいます。本日は赤ラッコ職場のポイントを使って
テラスガーデン美浜リゾート http://www.terrace-garden.com/。
1周年を迎えたばかりのまだ新しいリゾートホテルのようです。
客室は1フロア2室限定。それぞれの部屋のインテリアも違うようで。
私らは602号室、小浜島をイメージした部屋だったようで。301号室の子宝うんぬんの部屋でなくて
助かりましたな、お互い。
お部屋の全景。ベットルームは大体我が家のリビングと同じぐらいの広さでしょうか。
チェックインはフロントではなく部屋で行います。
特筆すべきはバスルームの広さ。あまりに広すぎてバスルーム内にもエアコンが付いてます。
そして二人で入れ!といわんばかりにヘッドレストが2つあるジャグジー。
テラスからはアメリカンビレッジ http://www.dragon-palace.com/community/AmericanVillage.html
の大観覧車
が目の前にみえます。だが!赤ラッコの注目は斜め横のグルメ回転寿司。
(地元の人でずーっと混んでいるんですよ。確かに気になる。)
このホテルはですねー。コンセプトは分かるし悪くないのですが、細かな部分でツメが甘いかなと。
例えばこのホテル、駐車場の入り口が大変分かりにくい!その上、車を降りてから荷物を持ってぐるっと正面玄関
にまわり、インターホンを押さないと中に入れない。
ホテルの基本プランは空港or那覇からのショーファーサービス付きなので、私らのようなサービス無しの安プランに
ついては仕方ないんでしょう。でも駐車場側の扉が内側から閉められてるのしょうがないとして、せめてそちら側にも
インターホン付けるだけで解決する気が・・・。大体正面玄関側のインターホンも、通りの騒音がすごくてあまり良く
聞こえないという欠点もあるので。
また客室チェックインも、もう少し部屋についての説明が欲しい。タオルがどこにあるかも教えてくれなかった。
ネットが使えるのは良いんですけど、口が遠すぎて折角のおしゃれな部屋に無粋なLANケーブルが・・・。
ベットの横にエアコンも良いんですけど、せめて風向きを変えられるタイプにしてくれないと夜寒い。
おしゃれな洗面台も立って使うには低すぎて、座って使うには蛇口が遠い。
オーガニックに拘ったアメニティは結構ですが、ぬるつく石鹸ならばもう少し浴室の転倒防止策も考えて欲しく。
という風に、あとひとつ・・・のところが散在してるように思いました。
従業員のサービスは、若干洗練されてないとはいえ、感じの良い人たちが揃っており。
更に伸びていくのでは・・・と思える箇所が多い分、すぐ解決できそうな部分は何とか善処して欲しいですね。
文句ばかり書いているようで心苦しいから、褒める点を1つ。(1つだけかよッ!いや・・・すいません)
このホテル、実は夜のバータイムが格安なのです。
1800円で泡盛呑み放題!も素晴らしいんですけど、メニューを見ると泡盛グラスだと300円。
なんだい!これなら6杯以上呑まないなら呑み放題しなくてもいいじゃん。
ワインはグラス350円とちょっとお高め(?)ですが、これがまたすげー盛りで出してくれます(笑)。多分サイXリア
よりCP良いぐらい。
で、ここからが本当の褒めポイント。実は私たちが呑みにロビーへ降りた時、客は誰も居ず、恐らく翌日の朝食
の準備をしてたようだったのです。でもそんな状況でも準備の手を止めて、たった二人の客のために根気よく
対応してくれました。人的なところはすごくポテンシャルが高いんです。ふむ。
文句の多い後半となってしまいましたが、朝食、勝連城跡とつづく大満足もありましたよ。
アメリカンビレッジ内のライブハウス”カラハーイ” http://www.rinken.gr.jp/restaurant/kalahaai/index.html。
この日の出演は女性二人組ユニットのテインク ティンク http://www.rinken.gr.jp/entertainment/tinktink/index.html。
りんけんバンドがプロデュースするこちらは、美浜のサンセットビーチの目の前にあります。
ホテルからライブハウスまで、歩いてすぐのような気がして行ったのですが・・・思ったよりも遠かった・・・。
こういう新たに区画整理されたニュータウンって、距離感のスケールが狂いますね。(十分歩ける距離ですけど)
歩きながらビレッジの様子を見ましたが、いわば赤レンガ倉庫・・・みたいな感じでしょうか。若い人向けのアメリカン
な飲食店やショップが揃ってるみたいです。途中で路上ライブなどもやってまして、小さいながらも活気ある様子は
伺えました。サンセットビーチでは日が暮れつつあるのに、沢山のカップルや家族連れがいまして、バーベキュー
やったりベンチで涼んだりと楽しんでいる様子。
ライブ開始30分前ぐらいに入りますと、まだお客さんは2、3割程度の入り。通された一階席は全て自由席のよう
なので、前の方を選びました。テーブルは全てステージに水平に並んでいて、観客は横並びになるような感じです。
これは見るのが楽で、ナイスアイデアです。
飲み物と食事を注文した直後ぐらいに突然ライブスタート。前座でした。
出てきたのはりんけんバンドJr.の3人。持ち歌と民謡を3、4曲ぐらい披露。
いやー、民謡やってる子達は本当に唄上手いねぇ〜。このJr.たち、まだ高1、中2、中1らしいですよ。唄聴いてる
かぎりでは実年齢はちょっと分からないぐらいの、レベルの高さ。
また少し休憩が入り、今度は本日のメイン、テインク ティンクの登場。このころには席もほぼ埋まってる状態。
お客さんはバラエティに富んでいて、観光客と地元客が半々という感じでしょうか。観光客向けと思ってたら
そうでもないようです。また東京のライブハウスではあまり見かけない小さい子連れもいるところが珍しいかなと。
子供用の椅子もあるぐらいですから、ここでは普通の光景なのでしょう。
あとこれは私の勝手な目論見違いですけど、ライブということで生バンド付きと思ってたので演奏がテープ
だったのはちょっとずっこけ。(テインク ティンクには三線の男性が付いてましたが。なおテープであることと
どちらも唄が上手いこととは関係なく。)
テインク ティンクはほぼ毎日ライブをこなしてるだけありMCも上手く、持ち歌と民謡を上手く取り混ぜながら
お客さんをノセます。ついには皆、エイサーまで踊らされてしまいました。
(MCの合間にあずささんが「気にせず手動かして(飲食して)ください」というものの、曲が始まった
途端に合いの手を要求するかのようなゼスチャーでこれじぁ(笑)。よほどの堅物じゃないとノッちゃうよ。)
3割ぐらいはテインク ティンクのファンのお客さんだったようです。私らが知らないだけで、このユニット、沖縄では
有名な存在なのかも。CDも沢山出てますし、帰りの車のラジオで有名国産車のCMに出てるのも確認しちゃいました。
ライブ終了後、テインク ティンクと記念撮影。
うちなーな音楽にも触れ、こうやって第三日目の夜も更けていくのであります。
(東横インと違い、床に落っこちることなく眠れてよかったなッ。赤ラッコよ。)