第3日目

今回の旅の目的はひたすらぐーたらということで。
この日の朝食もゆっくりめな8時半スタートでお願いしてありました。

ところがビーチ沿いなせいでしょうか、カーテンは閉めてても部屋も明るくなってくるし(東向きだった)、屋根をネグラにしてる小鳥たちの声などもありまして、6時過ぎぐらいには二人して自然に目が覚めてしまいました。
ということで、前のページで紹介してなかったホテルで撮った写真など。

海から見た私らのバンガロー。真ん中のです。



ビーチの様子。朝から浜辺で遊んでる犬たちは漁の収穫狙いなのでしょうか?これといって何か貰ってる風はありませんが、漁師の人たち可愛がられてます。見た目は野良っぽいですが、一応首輪をつけてる。

  

せんせー大喜びの、海の生き物たち。
潮が引くと水が残る手前部分に、カシパンが大量生息してるようです。今だから言いますけど、お店回るの面倒なので、これにマジックで「ホアヒン」って書き込んだ”自作”土産物で済まそう、って考えました。タダでさえ人望のないところに、これ以上評判落としたら・・・と思い直してやめましたけど。
でも死んだのは白くて模様も可愛いんですよ。案外いいよ。

 


7時前にはすでに朝食のセッティングが。
日傘の土台はカエルのオブジェ。Don't Disturbの札代わりに部屋の前に出しておくのもカエルの置物でした。
話は逸れますが、初日に泊まったヒルトンのDon't Disturbはボタン式だったのですけど。ボタンはDon't Disturbなのに、部屋の前に付くランプは"I'm relaxing"という表示になっててちょっと感心。大手はよく考えてるんですね。

 

こんなにフツーに起きれるならもっと早めに頼んでおけば良かったよー。お腹空いたよー。
と待ちに待った朝食の到着。
朝食は左の3段セットに、プラスαで自分たちがチョイスしたものを持ってきてくれます。こちらも宿泊代に含まれてるので、ガンガン頼んで構わなさそうな感じ。この日は麺(なんとウドン!流行ってるのか?)を注文。写真には入ってませんが、カニ玉っぽいタイ風オムレツも美味しかったです。

 

朝食の席から見える光景。
左は近くにある、サムロイヨーSamroiyod国立公園方向の風景。
真ん中はバンガロー入り口からフロント棟方向のアプローチ。手前の木はライムなのか?奥にある同じ木には大きめな緑の果物が生ってました。

  

敷地内は無線インターネットが利用できるようになってます。でもうちの室内は電波の届きが悪かったので、外に出たほうが繋がり易く。
春先、話題だったブツでネットチェックするせんせー。



写真でお分かりかとも思いますが、8時半となると段々本格的な日差しになってきます。それももう少し太陽が上がりきってしまえば日陰に入るのも楽なんですけど、半端に傾きがあるので結構暑いのです。寧ろ昼より過ごし難い時間帯のように思いました。
そういうことで明日はサービスのスタートする7時、そうじゃなければもう少し遅い9時以降にしようと学習した次第です。

朝食後は日焼け止めをたっぷり塗りこんでプールに。せんせーは再び海をパトロール。
しばらくするといよいよ日差しがきつくなってきたので、しばし休憩。

  

あっという間にお昼だったようです。(時計無いのでついのんびりし過ぎる)
この日は3時にリフレクソロジーの予約を取ってたので、その前に軽く食べておきました。
ルームサービスでカオ・パッタイを。(レストランとルームサービスは内容も値段も同じことが分かったので、迷わず楽な方をとる)
甘酸っぱい感じの味付けなんですね。ピーナッツの粉と合ってて美味しかったです。



昼食を終えたら、急いでシャワーを浴びて、施術者がいつ来てもいいように準備です。

こちらのホテルはスパにも力を入れてるようで。
今はオフシーズンだからか、タイ式マッサージを4回受けると1回タダ等のキャンペーンをやってたみたいです。私たちはあんまりマッサージに興味なかったせいでリフレ1回しか受けませんでしたが。リフレを始める前にまたキャンペーンの説明をされまして、いらないと答えたつもりだったのに、結局私らの1回こっきりの施術も値引き料金を適応してくれてました。
・・・えーと、実は私の英語力のなさもあると思うんですけど。こちらのホテルに着たら、一部訛りが強くてナニ言ってるのかよく聞き取れないことが度々ありまして。レストラン関係の人の英語は十分聞き取れたんですけどね。もしかして自分に興味がないと聞き取れないとか、そういう我侭が理由のような気もしてます。

本当はスパも3階のサロンに行くとメニューも豊富だし、絶景を楽しめるみたいです。
エステだけでなく、フィットネス(ヨガ、太極拳)といったメニューもあります。そういえば朝は7時から1時間、ビーチでヨガなどのフィットネスをするプログラムがあるみたいで、毎夕部屋に置かれる翌日のスケジュールに出てました。 (私らの滞在中に参加する人はいなかったみたいですが)
参加したらより爽やかな朝を楽しめることでしょう。

徐々に潮が満ちてきて。

 

日も傾いてきました。



たっぷり足を揉んでもらってすっきりしたところで、サンセット呑み会、開催。
昨晩呑んだコロンバールの残りとロゼ。

 

んで、いよいよ暗くなってきちゃったので、夕飯は持ってきてもらう。ビバ・ルームサービス!

右の海上の光は全部漁船のものです。朝も出て、夕方からも出航トハなんて働き者でしょう。
完全に暗くなると、ビーチにはヘルメットに懐中灯付けた人が甲殻類を探しにきてます。

 

頼んだのはチキンウィングをサテーソースで味付けたもの(ビールに最高!)、トム・ヤム・プラムック(イカのスープ)、地元の名産だというホタテの炒め物にジャスミンライス。

 

外ご飯ゆえ、海風で消えないよう完全包囲されたキャンドルスタンドの灯りを頼りに食事です。

  

さて。トム・ヤム・プラムックの蓋を開けたときに凄く濃厚な、ブィヤベースっぽい美味そうな香りがぷ〜んと辺りに漂ったので、もしかしてと思ったんですが。チキンやら海鮮やらのいい匂いを嗅ぎ付けてしまったヒトが砂浜に陣取り始め。



君は朝から夜まで浜をパトロールとはご苦労様です。でもいくらあなたがタイで鍛えられたワンちゃんとはいえ、こんな酒に合いまくりなスパイシーなものを食べちゃったりしたら、絶対ゲーゲーなっちゃいますよ。
ヘタに餌付けしたら他のお客さんの迷惑にもなるからあきらめなさい!と上から諭してたところ

浜のワンちゃん4匹グループのリーダーっぽい奴がどこからともなくやってきまして、「ワン!」と私らを待ってる犬に何か話してる様子。しばらく「ワンワン」「ワン」の応酬をした後、ワンちゃんはリーダーの説得に応じて帰っていった・・・・・と思ったら。



なんだ!お前が取って代わったのかYO!!!>リーダーさん



フラッシュ焚いたら逃げるかな?という意図の下、撮った写真なため、無駄に悪魔的に目を光らせております。
うぉー、写真の方が数段怖いぞー。

リーダーは図体も大きいし頭もいいのでしょう。最初こそ砂浜でじっとしてましたが、こちらが自分を見てると認識するとあっさり上に乗り込んで、私たちのすぐ近くまで寄ってきました。でも寄ってくるだけで、多分私たちがいなくなったら何か貰おうということだったんですかね。
ちょうど付近を巡回してたホテルの人に見つかって、強力な懐中電灯当てられたら、それに驚いて消えてしまいました。

犬は怖くなかったんですけど。
実はこの朝、朝食を終えて部屋に入った途端、近くでチュンチュンしてた小鳥の1羽がやってきたて、可愛いなぁと驚かさないよう部屋から眺めてましたら



あっという間にお仲間たちが群がり始めた

 

というハプニングが起こりまして。(そんなにクロワッサン好きかッ!っていう)

私らが居なくなった途端に荒らされたらルームサービスの人に悪い・・・と思案してたので、いいタイミングでおっぱらってくれて助かりました。
一応また帰ってくるとアレなので、戻る際には食べ残しはトム・ヤムの土鍋に入れて蓋しちゃいましたけどね。

多分鍋に隠した、このチキンウィングの骨が食べたかったんだよねぇ。
本当にゴメン。君が来世で人間に生まれ変わったら一緒に食べよう!ということで。今宵の飯も美味かった。ご馳走様。


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