WWF早わかりノート

とゆーことで、登場人物について予習するように!



1.まずはメインの人気レスラーから
The Rock ピープルズ・チャンピオン。マイクアピールの巧さは団体一。自分のことを必ず「the Rock」と3人称にするのは、皆の王者だから。決め技は団体一しびれる技と言われてるピープルズエルボーやロック・ボトムなど。
決めゼリフは多いが有名なところで、「Finally, the Rock has come back to 〜(←には開催地名が入る)」と「If you smell(スメ〜ルララララァと舌を巻く) what the Rock is cooking!(俺様の妙技を味わえ!)」。
因みにロック様のインタビューはおかまのケビ子がする事に決まっている。
Stone Cold Steve Austin 略してSCSA。テキサスのガラガラ蛇。WWFの顔とも言える超人気者。所構わずビールを呑みまくるハゲ。どことなく志村けんに似ている狂人。
2年前の特番サバイバーシリーズで何者かに車で轢かれて1年休場の後、見事復帰。ひき逃げ犯への復讐を果たす。決め技はスタナー。取りあえず殴る、蹴る、スタナーというのがオースティンの黄金パターンである。
決めゼリフは「give me a hell yeah!」「And that's the bottom line,'cause the Stone Cold said so!」。
よく会場内で「Austin3:16」とあるがこれは聖書のパロディで「オースティン第3章16節」と読むのが正しい。
HHH 団体のトップヒールであるはずだが、妻のステファニーとカート・アングルの不倫騒動で一時期なんとなくベビーな方向に。しかしその後オースティンのひき逃げは自分のプランだったと暴露、再びヒールの座に返り咲く。別名ザ・ゲームなだけあって頭脳派であるが、間の抜けたところも多々あり。受け身の巧さと賢い試合運びには注目。決め技はペティグリーなど。
Kurt Angle 現WWFヘビー級チャンピオン。96年アトランタ五輪ゴールドメダリスト(レスリング220ポンドフリースタイル)で、鳴り物入りで団体に参入。デビューわずか一年で全てのチャンピオンタイトルを総なめにした。常に胸からゴールドメダルをかけて入場する。
three I's(Intensitey、integrity、intelligence)を信条とし、自分の栄光の数々を鼻にかける非常に嫌味なキャラで、ある意味HHHなんかよりハッキリとしたヒールの地位を獲得している。決め技はオリンピックスラム。
決めゼリフは「It's ture. It's ture.」。(T-シャツ有り)
The Undertaker 別名アメリカン・バット・アス。ベテランレスラー。墓堀り人、暗黒帝王といった怪奇キャラを経て、現在はハーレーに乗って入場する無法者キャラでベビー路線に。一時は仲違いしていた弟ケインと共闘、団体一恐ろしいタッグチームと言われている。決め技はラストライドなど。
Kane こちらもベテランレスラー。団体唯一のマスクレスラー。兄のテーカーが幼い頃起こした火事で全身火傷を負い、醜い姿になったためにマスクを被っているはずだが、よく見ていると最近段々コスチュームの肌の露出が増えてたり、喋れなかったはずが解説席で喋ってたりするところがこの団体の良いところである。
登場時や試合終了時には必ずリングポストから火が噴くところが見所。決め技はチョークスラムなど。
Chris Jericho 別名Y2J。若手ベビーNo.1でカナダ出身。喋りがなかなか巧いのだが、特に相手レスラーをおちょくるのは得意である。抗争相手はよく替わるが、取り合えす同じカナダ出身のベノワとの抗争は長い。決め技はウォール・オブ・ジェリコなど。
決めゼリフは「Welcome to the Raw is Jerico!(Raw is Warを文字って)」「I say never! Ever! 〜(絶対〜はない!という強調の仕方が特徴)」。
Chris Benoit ラディカルズの一員で団体一のテクニシャン。ペガサスキッドの名で新日に上がっていたこともあり、カルガリースタイルなレスリングは日本人好みとも言える。前歯が一本ないことをよくプラカードで揶揄されている。決め技はクロスフェイスなど。
勝っても負けても必ずクロスフェイスで相手の息の根を止め、歯無し笑いで帰って行くのがお決まり。
RIKISHI 名前の通りの体格の持ち主。ロックのいとこ。これはWWF全般に言えるがデブの割に身が軽い。出っ腹の真ん中が腹筋で割れているところなんかは、ただのデブではないことを示している。
去年はToo Coolとラップを踊る人気者だったが、実はオースティンひき逃げ実行犯であったことが判明。その上、ひき逃げは有色人種としてハンディがある、同じサモアンのロックをトップに揚げるためだったと発言。ロックの団体内での立場を脅かした。(ホントはHHHの指示)
現在はWCWから移籍してきたハクとコンビを組んでいる。決め技はバンザイドロップ、スティンクフェイスなど。
Dudley boys 団体一のテーブル使いで現タッグ王座チャンピオン。兄ババ・レイと弟ディーボーンのタッグチーム。何で白人と黒人が兄弟なのかは悩むところだが、一応異母兄弟ということになっている。日本語字幕では何故かいつも広島弁。決め技は3D、テーブル送りと「Whatzzzzzup!」。
試合が最高潮になると、ババ・レイのトランス状態(仁王立ちで目を剥き始める)が始まり、観客の「We want table!」の歓声が高まったところでディーボーンを突き飛ばしながら「D-von! Get the table!」と喚き、弟がリング下にテーブルを取りに走るのが基本パターン。
Hardy Boyz マットとジェフの兄弟チーム(ここは本物の兄弟)。髪の毛の色が変な方がジェフである。若手だけあってスピーディかつ無茶な技が得意(特にジェフ)。去年のサマースラムにおけるTLC戦は語り草である。
幼なじみのリタが付き添うことが多い。決め技はポエトリー・イン・モーションなど。(どこが詩的かは不明)
Edge & Christian カナダ出身のおバカ兄弟。色々と姑息な手段を使ってタッグ王座奪回を目指す。謎の全身金色タイツ"ロス・コンキスタドアーズ"の超バカギミックは記憶に新しい。今のところカート君の唯一の友達。
Radicalz クリス・ベノワを筆頭に、ペリー・サタン、ディーン・マレンコ、ラテン野郎エディ・ゲレロの四人組から成るチーム。マレンコはボリス・マレンコの息子で現在ライトヘビー級のチャンピオン。ゲレロは二代目ブラック・タイガーとして日本でも活躍していたレスラー。いずれも実力者揃いで手強いが、ベノワ以外はみんな女好きである。
RTC Right to Cencer 自主検閲同盟。現時点で間違いなく団体一凶悪なチーム。団体内にはびこる低俗な表現を一掃すべく、正義の戦いを続けている。白シャツにネクタイ、黒ズボンに白靴下が目印。
当初はスティーブン・リチャーズ、ブル・ブキャナンで結成、まずポン引きキャラで売っていたゴット・ファーザーに戦いを挑み、引き連れていた売春婦(Ho)の一掃に成功。洗脳でグット・ファーザーに改名させチーム入り。その後、元AV男優バル・ビーナスの洗脳にも成功。続いてセクシーキャラだったアイボリーもチーム入りで総勢五名の大所帯に。自らの使命を達成するためには、どのような汚い手段も辞さない恐ろしい人々。
Holly family ハードコア・ホーリー、クラッシュ・ホーリー、モーリー・ホーリーのいとこチーム。三人してハードコア路線だが、クラッシュはその体格の小ささからエルロイ坊や扱いされている。モーリーちゃんが可愛い。
Rita ハーディ・ボーイズの幼なじみ。肩のタトゥーと半ケツはみ出て見えるT-バックが目印。ハリケーン・ラナなどダイナミックな技が得意で、目下、俺と付き合えとしつこいマレンコと抗争中。どうやらマットとラブラブらしい。
Chyna The World 9th wonder。因み8thはアンドレ・ザ・ジャイアンツ。
男性レスラーと対等に戦える初の女性レスラーとしてプロデュースされた。去年は女だてらにインターコンチネンタルチャンピオンに輝き、恋人の"ラティノ・ヒート"エディ・ゲレロと婚約。更にはプレイボーイ紙のカバーを飾る快進撃を遂げたが、試合中に介抱に入ったゲレロにIC王座が移動するハプニングでゲレロとの間に亀裂が入り、ゲレロの浮気で破局が決定的に。
現在はRTCアイボリーとの抗争で頸を負傷し休場中。
William Legal 英国から来た親善大使。常に笑顔を絶やさず観客にマナーの大切さを説いていくれるありがたい存在。最近はビンスの腰巾着状態。
ランカスタースタイルなレスリング技術とのことだが、その体格といい、その地味な技といいハッキリ言ってG・馬場くりそつである。
Raven 現ハードコアチャンピオン。ECWにいた頃はめちゃ格好良かったらしいが、良く分からん。流していない便器に顔を突っ込まれてもめげない精神力は見上げたものか?モーリーちゃんがタイプらしい。
最近は正体不明の忍者女が必ず助けに入る。
Tazz ブルックリン出身の親爺。ならず者キャラだが、解説をさせると結構的確なことを言ったりする。最近はHeATの司会でしか見かけない。
Acolytes ファルークとブラッドショーのヘビー級タッグチーム。ビールと葉巻がトレードマーク。アコライツ警備保障(A.P.A.)というのをやっていて、取りあえず金をくれるヤツの味方をする。
海援隊 団体唯一の日本人レスラー、ショー船木とTAKAみちのくのタッグチーム。
英語が喋れない故、最近口パクで吹き替えに合わせるギミックでブレイク。Indee----d。
Haku =キング・ハク=ミング。最近WCWから移籍。すごいのは髪型だけではない。
Al Snow サイコ系キャラ。愛犬を自分で食べてしまって以来、ネジが10本ぐらい更に吹っ飛んでしまった模様。武器はヘッドというマネキンの頭。
怪我から復帰したばかりというのに、ミックに戻ってきて欲しいとビンスにしつこく直訴するせいで、いつも酷いマッチ・メークをされている。


2.レスラーじゃないのにお騒がせな人々

Vince McMAHON WWFオーナーで億万長者。妻リンダとの子作り宣言後、しばらく表舞台から遠のいていたが、昨年末ごろから再登場。公平さを掲げるわりには全く公平でないマッチメイクが彼らしさとも言える。現時点ではトリッシュとの"不適切な"関係が囁かれている。
はっきり言ってこの御仁、そんじょそこらのレスラーなんかより絶対強いと思われる。それは体格を見ても明らかだし、再登場直後、ロックボトム、ラストライド、スタナーを3連続で受けたことからも分かる。
Stephany McMAHON-Helmsley オーナー令嬢でHHH夫人。本来は清純派であったが、2度の誘拐と結婚によりあばずれ女呼ばわりされるキャラに大変身。観客からあばずれ女コールは受けるわ、オースティンにビールぶっかけられるわ、服は脱がされるわ、まーご苦労なことになっている。今のところ父親にまとわりつくトリッシュにかなり怒っている。
Jerry "The King" Lawler RAW、SMACKDOWNの解説者。自身も南部では名物レスラーでメンフィスの団体を所有している。解説者のくせに何故ジャケットの下にコスチュームを着込んでいるのかは謎である。
彼の解説というのは1)実況の言うことにツッコミ続ける、2)試合そっちのけで女子マネなどの胸やお尻を鑑賞するの2パターンである。
JR Jim Ross RAWの実況担当。実は団体の副社長でもあるらしい。最近自分印のバーベキューソースを売り出した。
Mick Foley 前コミッショナー。現役時代はマンカインド、ディユード・ラブ、カクタス・ジャックの3つにリング名で活躍。今でもHard core legendとして団体では特別な存在。
去年末にビンスの策略でコミッショナー引退を余儀なくされる。
Tiger Ali Sin タイガー・ジェット・シンの息子。ロー・ダウンというホントにしょっぱすぎてダウン寸前なタッグチームのマネージャーをしてる。
Trish Stratus T&Aというタッグチームのマネージャーだったが、ビンスの離婚宣言以降、ビンスに急接近。それを良く思わないステファニーと女の戦いを繰り広げている最中。
Terry ラディカルズの一員、ペリー・サタンのマネージャー。二人して所構わずいちゃついている。それだけ。
KAT RTCに対抗してRTN(RIGHT TO NUDITY 自主露出同盟)を一人で結成。取りあえずA.P.A.にボディーガードを頼んでいるが、RTCスティーブンの唇を奪ったばかりか舌まで入れちゃったので、今後は波乱含みの展開になるんだろう、きっと。実生活ではキングの奥さん。
LINDA McMAHON WWFのCEOでビンスの妻。公衆の面前で離婚宣言されたショックで現在療養中。
Shane McMAHON ビンス家の長男。一時期ハードコア王座を持っていたことも。素人のくせに15m上からバンプしたりするところが、さすがビンス家の一員。
どうやらXFLの立ち上げで忙しいらしく、最近はオースティンと乾杯しようとしたらスタナーを喰らってビールを吐いた以来出てきてない。