さあ、いい加減ラッコ行きますか!
ラッコ館入り口付近にある看板。
下田もどーかと思いましたが、こちらの時の止まった感じもどーですかね。
日本で最初にラッコの繁殖に成功した三津シーパラダイス。
当時の写真を見ますとお腹にそれぞれ赤ちゃんを載せたお母さんラッコ2頭が、並んでプールを泳いでる
なんて姿もみられたようです。今から考えれば夢のような時代です。
このゴールデン・エイジの立役者が「日本一のラッコ」ウィリー♂。
日本に最初にきたラッコたちの1頭だったウィリーは、実に28頭ものパパラッコとして、ここ三津で天寿を
全うしたのでした。ラッコ館にはこのウィリーの剥製が展示されてます。
他の海獣たちの剥製も展示されてます。イッカク。すげぇ。
現在の三津では2頭のラッコが飼育されてます。
トマト♀推定17歳。ジョー♂14歳。こちらも姉さん女房なカップル。
まずトマトさん。ちょうど給餌の終わった後だったらしく、毛づくろい中。。。?
よく見ると毛づくろいというより、シンクロの練習中ともとれるのですがぁ。
このポーズで体を上下させてリズムを取ってます。
[動画] 頭隠して尻隠さず(後を横切るジョーにも注目)
[動画] 楽しそうだけど全く意味不明
こちらはジョーさん。水に頭を突っ込んでトランス状態のトマトには目もくれず、背泳ぎでプールをひたすら往復。
かなりストイックに泳ぎこんでます。
[動画] 狙いは北京五輪出場?
いいんですけどね。ちょっとは落ち着いてくれないと写真がぁ。。。(結局ピントのあったのが1枚もないぞ)
尚、現在余っている水槽にはペンギンが入れられている模様。
ここがラッコ部屋になるぐらい、ラッコの頭数が回復するといいですねー。
ジョー&トマトも私ら以外の人が居なくなった途端、いちゃつきモード全開でありました。
(私らはラッコに観客と認識されてないのか?)
が、その激しさは前日のリク&ハローには及ばず。
ちょっと軽くスキンシップしてみただけって感じでしょうか。
[動画] 本気じゃないし、こんなもんで(でもちょびっと本気だった?>ジョー)
今回は聖地巡礼ということで、かなりアゲアゲな気分で向かった私。
果たして三津は鳥羽と同様、頭上から自然光の入る広々とした水槽で、大事に飼育されていることが十分伺えました。
しかしながら1つだけ残念だったこと。
ラッコに限らず水族館、動物園は全般的にフラッシュ撮影は禁止だと思うのですが。ラッコ館内にはこれらの表示が
ないため、フラッシュを光らせるお客さんがかなり見受けられました。
またラッコ館内には係員がいないため、それを誰も止めないわけでして。
どちらにしてもフラッシュ光らせたところで、ガラスに反射して却ってラッコ、写りませんから。
(「上手く写らな〜い」って何度もフラッシュ光らせてる、訳の分かってないお客さんも決して少なくなかったような)
目も光っちゃって可愛さ半減だし。
よくよく思い起こせば、昔の三津のラッコたちの写真、ほとんどフラッシュ焚いた撮影なんですよねぇ。
ということは水族館的にはフラッシュOKということであるのでしょけどぉ。。。
水族館内にあった使い捨てカメラの自販機を見ながら、ちょっとため息。
さて、残りを駆け足で。
人気者セイウチ君たちの給餌タイム。
飼育係の指示で、ガラス面にサービスのぶチュウゥ。
次、うちの赤ラッコの心をつかんだ生物たち。
食堂のお薦めメニュー。そうか、鰯の幼魚なのか。教えられちゃったなぁ、、、ってあんた誰?
そしてお土産コーナー。ラッコのお菓子がいくつかありました。
しっかし右、どーなんですかねぇ。
ラッコってほとんどの場合、1頭しか出産しないんじゃないかと思うわけですがぁ。
(2頭もお腹の上に載せられないというのが理由かと)
ということで、伊豆半島ラッコ巡礼を無事終えてきました。
下田も三津も、ラッコたちは元気一杯な様子でまずはほっと安心。でもリク以外はみな高齢とあって、現在の
ラッコ飼育の状況の厳しさも伝わる旅でした。
それとは別に。今回訪問した水族館はまったくタイプの違うところでして。
片や水族館として体をなしてる大型アミューズメント施設、片や温泉地の見世物小屋的なノリもある小さな施設。
どちらも魅力ありますが、私としては下田の手作り感にすごーく心揺さぶられてしまいました。なんか小学校の時
の家族旅行の気分が思い起こされるようなところです。
最後に。旅のお供をして下さったI&K夫妻に感謝。
因みに巡礼はまだ続きますからね。See you soonってか?